
シャドーITとは:リスクと、見えない資産の見つけ方
PentaTrail編集部···4分で読める
目次
部門が独自に契約した SaaS、開発チームが立てた検証用のサブドメイン、退職者が残したままのクラウドリソース。どれも実在して動いていますが、IT 部門の台帳には載っていません。
シャドー IT と呼ばれるこの状態は、正規の手順を通らずに増えた IT の総称です。
付録:起きることと、打ち手
表1:シャドー IT があると起きること
| 起きること | 中身 |
|---|---|
| データの置き場が分からない | 管理していない SaaS に業務データが置かれ、アクセス制御の設定も確かめられない |
| 攻撃面が知らないうちに広がる | パッチが当たっていない古いサーバーや、既定の設定のままのサービスが外に出ている |
| 検知が遅れる | 監視の対象に入っていないので、異常が起きても気づく経路が無い |
| 影響範囲を出せない | 何がどこにあるか分からないため、事後の調査に時間がかかる |
表2:ASM での打ち手
| 打ち手 | 中身 |
|---|---|
| 外部からの資産探索 | ドメインを起点に、サブドメイン・IP・ポート・使用技術を自動で集める |
| 継続的な監視 | 新たに出てきた資産を、その都度検知する |
| リスクの自動評価 | 脆弱性や設定の不備を評価し、TER バンドで順番を付ける |
| 変更の追跡 | 追加・削除・変更を時系列で残し、未承認の変更に気づけるようにする |
見えないものは守れませんが、見えるようにするだけでも守れるわけではありません。見つけたものを順番付けて片付けるところまでが対策です。



